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Old Saltyの日々雑感

日々雑感的に思うところを小さなウソと大きな誇張でデフォルメして掲載中!

最上のしあわせ  




最上のしあわせ




栃木のチャーシューさんからの贈り物です。
チャーシュー。僕が彼女のハンドル名の名付け親なのです。10年前、ブログ黎明期の賑やかで活発だった頃に知り合いました。誰もが渋谷に店を構え、夜な夜なジュリアナ東京のお立ち台で踊り酔いしれているとでもいうか、熱く熱く盛り上がっていて、どの店(ブログ)も繁盛していて日々数百人の訪問者があり互いにコメントの応酬で遊んでいた時代です。

ブログには訪問者数を示すカウンターが貼られていて区切りのいい数字を踏むと、プレゼントを贈るといったことも盛んに行われていました。プレゼントを送り送られするので、当然、住所や名前も知ることになります。
仮名から実名へ。その一歩がさらに関係を親しくしたのでした。その名残が、僕のブログに貼ってあるリンク。今も交流がある当時のメンバーです。

チャーシューさんは思考の切れがいい人です。打てば響くような絶妙のコメント、見事な駄洒落を湯水にように書ける人なのです。
栃木と元大阪人。育まれてきた文化風土が大きく異なりますから異文化理解はかなり難しいはずなのに、僕の冗長な文章のポイントを掴むのがうまく、打てば響くように、言いたかったことや伝えたかったことに反応しコメントをくれた人なのです。
以前、「道具へのこだわり」に次のように書いたことがあります。

100円のフェルトペンでも字は書ける。けれども、分解掃除はできないし、何のイメー ジも湧かない。だから、ぼんやりとペンを眺めながら文章を練る役には立たない。優れた道具は想像力や創作意欲をかきたてたりする。気分を丸くしたり広くしたりする。そうした時に、ポロリと文章が転がり出てくるのである。

その中の一文なのだが、道具をコメントに置き換えることができると思う。100円のフェルトペンで書いたような籾手のべんちゃらだらけの安っぽいコメントなど過剰包装紙でしかないが、優れたコメントは管理人の心を浮き浮きとさせ更新意欲を刺激してくれたり文章ネタを産み出してくれるものなのです。

そんなチャーシューさんからの贈り物でした。彼女とはここ2年ほど音信が途絶えていたのですが、妻が会社の慰安旅行先のハワイで土産で買って帰ったKONAを見て、彼女が好きなコーヒーだったことを懐かしく思い出したのでした。それは、

懐かしさの一歩手前で
こみあげる 苦い思い出に
言葉がとても見つからないの
あなたがいなくても こうして
元気で暮らしていることを
さりげなく伝えたかったのに…

二年の時が 変えたものは
彼のまなざしと 私のこの髪
それぞれに待つ人のもとへ
戻ってゆくのね 気づきもせずに


といった感じだったのです。
竹内まりやの「駅」かいって?
そうやけど、なにか?
歌は自分の中で自由にアレンジするものじゃないの?

ということだったので2袋の内の1つを彼女に贈ったのです。冒頭の写真はそのお返しなのです。気遣い無用と念を押しておいたのに、何か贈らなければと思ったのでしょう。欲しかったのはモノではなくコメントで、その方が数倍も値打ちがあるという自分の魅力を彼女自身気づいていないわけで、独身なのも頷けます。

あの娘はまつ毛が自慢の娘で
瞬きしながら人を見るのさ
比べてみたって仕方ないよなんて
独りで勝手に決めていたっけ
あたしって本当に愚図なお人好し

と歌っていた研ナオコの心境なのかも知れません。
でも研ナオコですら結婚して子供もいるんだけどね。



というようなことを前提に、届いた贈り物を紹介させていただきます。
左から「文豪夏目漱石の公式ガイドブック」「ゆず商品の詰め合わせ」「ゆずしぼり」「餃子カシュー」「里にいちごのかりんとう」です。



なぜ「文豪夏目漱石の公式ガイドブック」なのか。僕が夏目漱石を偉大な作家と評価していることや作品のほとんどを読破していることを彼女は覚えていて、そして、僕が文豪を気取っているものだから、真の文豪になるための参考にどうぞということなのだと思う。したがって、夏目漱石は栃木とは何の関係もございません。ですが、資料や写真が多用されていて面白そうな内容です。慎んで拝読させていただきたいと思います。



あとの贈り物は全て栃木関連です。
「ゆずの詰め合わせ」はどの瓶ににも左に「創業160年の伝統と技」、右肩に「創業嘉永二年」とあります。マークは山に○なのですが、この○は星らしいです。
屋号の「やまぼし」のマークなんですね。でも遠目には猫の足跡に見えます。
個人的な感想としては、全体があまりにも格調高く堅苦しいので、猫の足跡の方が息抜き感があって可愛いくていいなと思いました。これは元CI開発(CIAではありません)のプロの目線での感想です。
ちなみに嘉永二年は葛飾北斎が亡くなった年です。翌三年は高野長英と国定忠治が亡くなっていますね。国定忠治は栃木の隣の群馬出身でしたっけ。

瓶には他に、「香り一品 老舗の技」の封紙も貼られいます。
左から「ゆずぽん酢」「ゆず味噌」「ゆずジャム」です。箱の右にあるのが「ゆずしぼり」なのです。
このあたりがチャーシューのチャーシューたるところなのかも知れません。詰め合わせは三種セット。老舗感覚として四種セットは贈答品としてはゲンが悪い数字だったのです。だから詰め合わせは三種の次は五種なのです。(と思う)
五種だと箱が大きくなり他のものを詰めて送れないとチャーシューさんは思いました。宅配用の箱を大きくすればいいと思うでしょうが、ダメです。それでなくても五種の詰め合わせで予算がオーバーしているのに箱が大きくなると配送費も高くなります。
なあんて理由ではなく、他に理由があるのです。それは後述します。

とにかく、どうしても「ゆずしぼり」も送りたかったのでしょうね。
どれも格調が高すぎて封を切っていいの?という感じなのです。 浴室で沐浴をしてからトーストにジャムを塗らなくっちゃという気分です。
ゆずぽん酢はスーパーの特価の豚こまの水炊きではなく鹿児島産黒豚の1枚1枚ラップで包まれた肉でなければ使ってはならぬ言っているように思えます。



「餃子カシュー」とは何なのか。ラベルからはみ出すように「うつのみや ご当地限定 餃子味の皮でくるんだカシューナッツ」とあります。餃子の皮とナッツなのに何故か魚のイラストも描かれています。餃子の皮は栃木製造ですが、カシューナッツはインド産とありました。なんだか笑えた。



中には4個入りの小袋が入っていました。ゆずの「やまぼし」のゲンを鼻で笑うような、4個入りです。右肩に「伝説のナッツ」とあります。その伝説の内容説明はありません。地元限定品らしいので、地元の人たちは説明がなくても餃子カシューにどんな伝説が秘められているか知っているのでしょう。

餃子の味がする皮。この一文にひっかかります。餃子の皮って味がしたっけ。あれは小麦粉を練っただけのもののはず。
ゆず商品は恐れ多くて封がきれませんが、こちらは簡単に封が切れました。つまり味見してみました。

これはね、ものすごく不味いです。
たしかに餃子の味がする皮でした。具体的にはですね、食べ残した餃子の具を捨て、残った皮にカシューナッツを包み油で揚げたものとでも言いましょうか。ニンニクやらキャベツのカケラやらの味だけが小麦粉に染みついた代物で、ニンニク臭がかなり強く残る後味の悪い食べ物でした。
この伝説のナッツは、きっと、チャーシューさん本人は食べていません。ラベルが面白いので同封したと、断言させていただきます。



毒を食らわば皿まで(ん?)の決心で「里のいちごのかりんとう」も試食してみました。
ご存じ栃木はイチゴの「とちおとめ」が有名です。だからこんなかりんとうがあるのも頷けます。袋には「サックサク、あまずっぱい香りのいちごのかりんとう」とありました。

袋を開封したと瞬間、イチゴの香りがパーと広がりました。頭を過ぎったのは洗濯洗剤ボールドのCM、「となりに来たヤマダです」、「タッチでPON!」でした。

肝心のお味は。
これも微妙に不味かった。二商品とも長女と僕の二人で味見をしましたが、イチゴ好きの長女が笑いながら「めっちゃ不味い」と申しておりました。先ほど妻と次女が帰宅したので試食させてみたところ、かりんとうは生のとちおとめの方がいいと、当たり前の感想を述べておりました。
餃子の皮カシュー二人とも「美味しい」と家族で評価が二分しました。でも一分後、後味のニンニクに気づき「不味い」に変更されていました。
頂き物を食さないわけには参りません。全員に均等に分配し何年かかろうと完食を目指すつもりです。

チャーシューさん、いくら栃木ネタで攻めたかったとしても、味見せずに送るのはやめてください。もしかしたら、かりんとうの方は味見済み?



チャーシューさんが最もこだわったのは贈答品ではなく、この箱だったのです。通販会社のフェリシモの宅配用の箱です。かつてフェリシモを利用されていたことがあって、当時の箱を大切に二つ保存していて、その内の一つを使って送ってくれたのでした。二袋のKONAの一袋を送った意気に意気で返してくれたわけです。
しかも、この箱にはもう一つの懐かしい思い出も込められているのです。

フェリシモ。かつてはハイセンスという社名でした。CIを導入し社名をフェリシモに変更したのでした。その業務を委託されたのが僕の会社で、フェリシモは僕が名付け親なのです。ロゴ・マークはNYの有名なデザイン会社との共同開発でした。NYでのあれこれが懐かしい思い出として残っています。
CI開発業務を終えた後も外部顧問として商品開発の企画アドバイザーや新入社員研修を6年ほど続けました。フェリシモの社員は80%ほどが女性。僕は男よりも女性の方が好きなので、社員たちとの商品開発会議や研修は楽しいものでした。
そんなある日、新入社員時代から今も親しくしている僕のブログに「嵐を呼ぶ女」で登場する女性との企画ミーティングの時に、「せんせ、後輩です」と連れてきたのが今の妻なのです。

ね、この箱一つに、ずいぶん色んなものが詰まっているでしょう。

10年前のブログに色々と書いたそんなそんなあれこれをチャーシューさんは今も覚えてくれていて、大切に保存してきた箱を僕のために使ってくれたわけです。

チャーシューがただの焼豚ではなく、神戸南京町堂記號の焼豚のような味わいのある人なのです。

食べたいなぁ♪

いえ、チャーシューさんじゃなく、堂記號の焼豚ね。


道具へのこだわりはhttp://blogtakanotume.blog98.fc2.com/blog-entry-462.html"style="text-decoration: none">こちらです。


嵐を呼ぶ女はこちらでどうぞ。

『FELISSIMO(フェリシモ)』は、ラテン語の「FELICITY(至福)」と、強調を表す接尾語の「SSIMO」を融合させた造語で、「最大級・最上級のしあわせ」という意味です。


コメント

餃子カシューは、大袋と小袋の二種類ありました。
餃子カシューの前で、悩む事47秒
大袋で不味かったら申し訳ないし、小袋4といのも気に入った。
というのもたかのつめ家は、4人家族。
家族ひとりひとり・・・いや家族ひとふくろ・ひとふくろ。
もしかして、案外美味しい?と自分も買いました。味見したのはこちら。
笑って頂こう!てなわけで送らせて頂きました。

そして、フェリシモの思い出BOX。
私は、きれいなデザインの箱や袋・包装紙というものが捨てられないのです。
その箱の中には、私も思い出を詰め込んでいました。
サンフランシスコ・ヨセミテ方面に行った時のあれやこれや。
久しぶりに開けて、懐かしみました。

ご家族の会話のネタになったなら、私にとっても最上級の喜びです。


チャーシュー #- | URL
2015/04/06 01:06 | edit

チャーシューさん


>餃子カシューは、大袋と小袋の二種類ありました。

大袋を選んでくれなくて心から喜んでいます。


>餃子カシューの前で、悩む事47秒

もう10秒長く悩んでくれていたらスルーしていたと思うのに・・・。


>そして、フェリシモの思い出BOX。

そうか、これは箱ではなくBOXなんだね。


>私は、きれいなデザインの箱や袋・包装紙というものが捨てられないのです。

だからハンサムな僕を捨てきれないのさ。


>その箱の中には、私も思い出を詰め込んでいました。
>サンフランシスコ・ヨセミテ方面に行った時のあれやこれや。
>久しぶりに開けて、懐かしみました。

僕の方も懐かしく、色々と思い出しました。
このBOXはCI後初めて制作されたもので、何の変哲もない段ボール箱ではなく、小荷物用の箱を見たときから「あっ♪」と喜んでもらえるような幸せ感を、ということから生まれました。


>ご家族の会話のネタになったなら、私にとっても最上級の喜びです。

ええ、ありがとうございました。

最後になりましたが、柚子ジャムをトーストに塗って食べてみました。
んーと。柚子のオレンジママレードですね。甘さが若干過剰でしたが、柚子の香りが強すぎず穏やかな風味で美味しかったです。

たかのつめ #m5nORXto | URL
2015/04/06 07:19 | edit

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