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Old Saltの日々雑感

日々雑感的に思うところを小さなウソと大きな誇張でデフォルメして掲載中!

赤いキャンディ包んでくれたのは  




赤いキャンディ包んでくれたのは


ちょっと体調がよろしくない。
毎朝5時過ぎにはPCの前に座りブログを更新しようとするのだが気が乗らない。そういう日が続いている。レコードをPCに取り込む作業も休んでいる。これは体調のせいではなく、残りが30枚ほどなので急いでやると早朝にJazzを聴きながらダビングする楽しみが無くなってしまうから。

年に何度か体調不良になる症状が9年ほどになることを過去のブログを読み返して知った。突発性間質性肺炎を発病した頃からなのだ。
不調になる度に自覚できるのは、一歩ずつ階段を下りているということ。僕の場合は天使にも神様にもなれないと思うから、天国への階段を上がるのではなく下りる方の階段。底にというか、そこに待っているのは血の池と針の山の地獄と思うでしょうが皆さん、酒池肉林の極楽が待っている可能性もある、かも知れないでしょ。
8年前の体調不良の時は、次のような文章を書いいました。

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体調が良くない。それでも土・日は近くのハーバー詣でを繰り返した。天気が崩れるという予報だったので浜名湖を断念したのだが、ところがどっこい、土曜日は年に何度もない絶好のヨット日和りになった。

ハーバーを覗いてみるとBさんがいて、「体調はどお」と気遣ってくれる。ハーバー仲間ではBさんだけが僕のブログの存在を知っていて、時々覗いてくれているのである。先日の体調不良の日記を読んで心配してくれたわけだ。
「どういう時が良くないの」と尋ねるので「ヨットに乗っているとき以外」と答えたら大笑いになってしまった。
「つまり、マイペースでできること以外はダメ」だと説明すると「のんびりのヨットはOK でも、レースでバリバリのクルーというのはダメなわけね」とちゃんと僕の症状を把握してくれたのである。

とにかく、ハーバーに来て、岸壁や船のデッキに座っていると調子がいいのだ。というか、不調を忘れるのだ。そして、「じゃあ、帰ります」といってハーバーに背を向けると、とたんに身体がふらつくのである。



この症状、おそらく僕だけではないはずだ。Bさんにしても9時の予約の散髪帰りにハーバーに来てすでに3時間が経つ。建築屋のOさんは一人でディンギーを海へ下ろせるように仕掛けを作ってきて国有財産の堤防にボルトを打ち込み、「こんなところに穴が空いていたのでボルトで閉じておいた」などという。そしてああでもこうでもないと話をしているところへ海苔屋のオヤジがポロシャツに紺のズボンに革靴という、およそハーバーに似つかわしくない恰好で登場して会話に加わる。そんなところへ1週間前にヨットを購入したばかりの高校教師のOP君がニヤニヤ笑いながらやってくるのである。このニヤニヤは自分の船が持てて嬉しくて嬉しくて自然にこぼれる笑みである。



ヨットキャリア1年の彼は、我らオールドソルトの目には初々しく眩しく写るとともに、かっこうの餌食でもあって、あれこれとヨットの蘊蓄を垂れるのである。ただし、僕たちオールドソルトは彼よりもたかだか30年ほど経験が長いだけでしかないから、偉そうに彼の私生活や人格にまで踏み込むような説教は垂れない。
世の中には、経験が3年古いというだけで、飯の食い方からライフスタイルまで干渉する先輩や、上司や経営者というだけで部下に人生訓を垂れたり人格評価までする驕った連中が多いが、僕たちは上質のミネラルたっぷりの天然塩なので、そういうバカな振る舞いはしないのである。

ま、そんなことはどうでもいい。
僕同様Bさんたちも、夕方になってハーバーに背を向けたとき、きっと身体がふらつく感覚に見舞われると思う。今日という日を閉じてしまいたくなくて、身体が揺れ、後ろ髪が引かれるのである。



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