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Old Saltyの日々雑感

日々雑感的に思うところを小さなウソと大きな誇張でデフォルメして掲載中!

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粘投のご挨拶  




粘投のご挨拶


新年おめでとうございます。

今日は長女の成人式でした。成人した娘を見ることができ感無量です。
僕のブログの、聡明な、そして僕という人間に多少なりとも興味を抱いてくれた方なら、今昔入り混じる文と同時代的文調などから、僕のおよその年齢は推定できているに違いありません。例えば「アリスの堀内孝雄は中学の後輩」といった文から簡単に推測できますもんね。そのようなことからあえて実年齢には触れず今に至っています。

娘が20歳になり、今年、僕は70歳になります。
阪神大震災があった1995年1月17日の3日後の20日に結婚し、翌年に長女が生まれました。震災の渦中の真っただ中では無かったにせよ至近弾を食らったような痛烈な体験をしたわけで、1年経過してもなお諸行無常の空疎感を抱えていて、しかも50歳でした。娘が20歳になるまで生きているとは思えなかったのでした。

40歳の方が60歳の自分が想像できないように、50歳の自分が70歳の自分を想像できるわけがありません。
40歳の方にとっての60歳は、プロペラ機であれジェット機であれ成層圏内の飛行から、ロケットで宇宙へ飛び出すような未知の感覚ではないかと思います。実際、僕が40歳の頃は10年後の50歳ですら遠い別世界に思え、自分の60歳など想像すらできませんでした。40歳の方の60歳がロケットで成層圏から飛び出す感覚なら、50歳の自分の70歳はロケットの燃料が燃え尽き宇宙を彷徨っているに違いないと思える彼方の感覚でした。だから、娘が20歳になるまで生きているとは思えなかったのです。
しかも、60歳を過ぎた時に突発性間質性肺炎になりました。この難病の平均寿命は3~5年なので、なおのこと娘の成人する姿を見ることはないと思ったのでした。

突発性間質性肺炎。美空ひばりがこの病気で呼吸不全になり亡くなっています。晩年、多病を患い闘病しながら歌手を続けていましたが、突発性間質性肺炎を併発しその2年後ぐらいに亡くなったと記憶しています。奇しくも僕の誕生日と同じ6月24日でした。
「東京キット」や「私は街の子など」の歌をリアルタイムで知っていただけに、彼女の死は、なんとなく他人事ではないように思えたものです。15年ほど後になるとはいえ、僕も突発性間質性肺炎になるわけで、彼女同様、僕の余命も短いと思ったのも当然でしょう。

ブログは余命幾ばくもないと覚悟し、娘たちへの遺言代わりに始めたのでした。父がどのような時代に生き、どう考え、どう行動し、どんな思想や哲学を持っていたかを少しでも書き残しておこうと思ったのでした。

今年70歳になる僕は罹患して10年目に突入です。この難病と相性がいいのか平均寿命を遥かに超えて生き続けています。発症した当初は5回の呼吸でやっと健常者の1回分の酸素が取り込めるような激しい酸欠状態でした。早晩酸素ボンベを引きずって歩く予感がありました。
その僕に、以前もブログに書きましたが、伊勢神宮で奇跡が起こりました。鼻詰まりや耳詰まりがすっと通るような感覚と説明すればいいのか、深い樹木の中の参道をゼイゼイ言いながら歩いていた僕の肺に突然潤沢に空気が流れ込み五体の隅々に染み渡っていったのでした。一気に呼吸が楽になりました。奇跡としかいいようのない出来事でした。

今も酸欠状態に変わりはありませんが初期の頃のように苦しまずに呼吸ができていて、不思議にも現状維持ができています。ただ、酸素不足は様々な機能低下を起こします。運動もままならないので筋力がつかないし体力もつきません。加齢とともに機能低下に拍車がかかり、思考力もかなり落ちてきました。
昨年末にブログを閉じる時期かもと書いたのは、身体的なそんなあれこれと、長女が成人することや次女も18歳になることから一応の節目と思い、遺言代わりにブログを書き続ける必要が薄れてきたと考えたからです。

とはいいながらも、慌てて閉じる必要もないかなと思っています。
昨年、親しくしていた友人が突然、長々と引退の挨拶をしブログを去って行き、数カ月後に何食わぬ顔をして復帰するということがありました。
僕が「餞別を返せ!」と喉元まで出かけた言葉を飲み込んだのは、彼がとても親しくしていたヤツだったからではなく、餞別を渡していないことに気づいたからなのですが、親しい間柄なので正直に書きますが、実にアホくさい出来事でございました。

人の振り見て我が振り直せと申します。彼が歩んだ同じ轍を踏みたくはありません。せっかく身を持って恥とは何かを教えてくれたアホくさい友人のためにも、慌てず焦らず今後を模索していきたいと思っています。昭和の語り部的な役割があるかもと思ったりしますしね。

そのようなわけでなので、とりあえず、
今年もよろしくお願いいたします。

コメント

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

そして、ご息女のご成人、おめでとうございます。

「やめるやめる詐欺」の張本人、
おめでたいアホでございます。(笑)

反面教師? 恥じかきのお手本?
どんな形でも構いません。
これまで同様、お付き合いいただければ幸甚に存じます。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。




三流亭まん丸 #- | URL
2016/01/12 16:05 | edit

まん丸師匠

新年おめでとうございます。
どんな荒れ球を投げてもサラリと受け止めていただけて、
名キャッチャーだなと感謝しております。
体調が普通でないのが普通という日々なので、
マイペースの更新になると思いますが、
今年もよろしくお願い致します。

#- | URL
2016/01/14 05:49 | edit

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