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Old Saltyの日々雑感

日々雑感的に思うところを小さなウソと大きな誇張でデフォルメして掲載中!

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意外すぎた一言  




意外すぎた一言




第二回ミニライブを行った。
妻のギター教室がらみの面々とヨット仲間や娘の学友家族など総勢19人も集まり狭いわが家は満員御礼状態になった。彼らの歌や演奏は格別上手というわけではないのでライブというのもおこがましいが、こういう場というか座というか、仲間で何かを囲めることに意義がありいいと思う。会議は回るだけで何も生まないが、場や座は文化を生むからである。

ギター歴だけをいえば参加者の中で僕が最もキャリアが長いはずで50年を超える。けれども僕は料理作りや接待に徹した。理由は簡単、ギャラの出ないステージで弾き語りはしないのだ。
なにしろ僕は、かつて日本中で大ヒットし、時の政府から放送禁止になった名曲「栄ちゃんのバラード」の作詞者の一人であり、かの新宿西口フォークゲリラ生み出した元祖。街頭でギターを弾き歌集を売りカンパを集め反戦運動の会計を賄っていたわけだから、お駄賃なしでギターは弾かない。
だから僕は、彼・彼女らが飲んで歌って騒ぐ様を優しい眼差しで眺め、かつて僕たちがアパートの一室で毎日のようにこうした光景を繰り広げていたこと懐かしく思い出していたりした。思うのは自由だから思わせていただくが、20歳の頃に戻ってみたいと切に思った。無限の可能性を持っていた頃に・・・。

70歳を目前にすると、振り返る過去のほうが長すぎて未来を考える時間が圧倒的少ない。しかも眼の調子が耳の調子が臭覚が体調が関節痛がなどなど、身体の不調に多くの気が取られて創造的思考が減退の一途。ま、ようするに老いの嘆きを抱える日々なのである。だから公私両面で最も充実し充足し札ビラで人生を謳歌していた40代ではなく、先も見えず不安だらけでも冒険心に溢れ無限の可能性を持ちコインで夢が買えた20歳の頃に戻ってみたいのである。

ショーン・コネリーに似ているそうなのだ。
と、突然、何の話と思うでしょ。僕もそう思った。
ダイニングテーブルを囲み女性たちと話をしていたらヨット仲間のOkapi君が僕の昔の容姿の話を始め、メガネを外せというから外したら、女性たちからショーン・コネリーに似てる♪と音符付きで言われたのである。「ジェームス・ボンド時代じゃないよね」というと「今の」なのだそうだ。
「今の」と言っても2016年のショーン・コネリーのことではないと思う。いや思いたい。
だって現在の彼は85歳だもの。
たぶん「ザ・ロック」や「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」や「エントラップメント」(キャサリン・ゼタ=ジョーンズはどうしているのだろう)の頃の彼だと思うのだ。ならば15~20年前なので辻褄があう。

自薦他薦で色々な人に似ていると言い言われてきたが、ショーン・コネリーに似ていると言われたのは意外すぎた。だから「どこが?」というのが正直な感想だった。



過去、僕が最も意外だったのはコロンビア人に間違われたことだ。どちらかといえばアラブ系だと思っていて、オマー・シャリフやジョージ・ハリソンに似ていたはずなのだ。





ツール・ド・フランスの取材で選手たちを追いかけていて、アルプスの山越えのステージの山頂付近で移動屋台の店先でフランスパンのホットドックを齧っていたら突然観客たちから腕を引っ張られ「急げ急げ!」と言われたのである。「お前の国の選手がトップで登って来たぞ!」と。それがコロンビアチームの選手だったのだ。
さらにボルドーあたりのステージの時だったと思うが、ゴールに向かうために車を飛ばしていたら猛烈な勢いでクルマ追いかけてきて並走し、後部席の窓から女性が半身を乗り出し「ゴールはどこ?!」とスペイン語で叫んだのだ。ゴールに着いてから彼女に聞いたところ、彼女たちはコロンビアのTV局のクルーで、僕をEl Tiempo(新聞社)の記者だと思ったらしい。「僕はコロロンビア人に似ているのか」と聞くと「純粋の」と言われた。
だから僕は後に、高倉方面のケンや渡辺方面のケンにシフトするのに苦労したのである。
乗ったタクシーで山本晋也監督に間違われるという嬉しくない望外の出来事もあった。そんな僕がショーン・コネリーに似ている?

ショーン・コネリーは若い頃よりも60歳過ぎたあたりからの澁さが僕はとても好きなのだが、まさか彼に似ていると言われるとは、これは望外の喜びだった。
色々と不調で自分の身体を持て余して、近年、二流俳優の嫌味ったらしい中尾彬に似ていないかと自分にうんざりしているところがあったので、彼女たちの一言は僕を大いに元気づけてくれた。



だからこれからの僕は、こんな感じで生きていこうと思う。


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