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Old Saltの日々雑感

日々雑感的に思うところを小さなウソと大きな誇張でデフォルメして掲載中!

今年も泳ぐぞ  




今年も泳ぐぞ・・




妻が突然、突発性難聴になり一週間点滴を続けていました。
「突然って、突然だから突発と言うのじゃないの。」と思われる方がいるかもしれません。ま、そうなのですが、病名に「突発性」が付くと原因不明という意味になります。原因不明なので確固たる治療法や薬がない難しい病気だから難病といいます。
突発性難聴も“突発性”がつきますから難病です。難病なので特効薬はありません。どの難病も主にステロイド系の薬に頼っているように、突発性難聴もステロイド剤やビタミンや血流改善剤、代謝促進剤などの溶液の点滴が治療手段になります。ステロイド剤は強い副作用が出ることがありますから通院点滴の場合は薄め、入院点滴の場合は通院の倍以上の濃度の点滴をします。

僕が5年前に突発性難聴になったときは即入院でした。起きてから寝るまで終日薬漬けで、ナースのお尻をナデナデしたくなるという強い副作用が出て、利き手の右手を左手で必死に押さえる日々でした。
ただ、ちょっと不思議だったのは、ナデナデ副作用が出るのは25歳~37、38歳ぐらいまでの妙齢のナースだけで、それ以外のナースには出なかったことです。このナデナデ病はアタマに突発性がつきませんから難病ではありません。そう、お尻をナデナデすると症状が収まるのです。解決法が分かっていますが行使できない。それがナデナデ病なのです。

僕は平均寿命5年、上手につきあえば8年という突発性間質性肺炎を持ちますが、この病気と相性がいいのか、単に僕がしぶといだけなのか、10年も生きながらえて今に至っています。
罹患したときの担当医がいい医者だったのでインフォームド・コンセントもきちんとできていて、上記の、難病は確固たる治療法や薬はないといった説明は、この医師から受けたのでした。薬が効く場合もあるし効かないかもしれない。効かなければ5年、効けば8年ぐらい。「タカノツメさんの場合は5年より短いということはないと思う」という診断でした。そして、治療薬はありませんから現状維持、結果延命になるかも知れないということでステロイド系の飲み薬や気管支を広げる噴霧薬などを山ほど処方されたのでした。

バケツ一杯ほどの薬を前にして思ったのは「面倒くさい」でした。これから先何年も食後や食間の決まった時間に薬を飲み、日に数回スプレーで気管支に粉を噴霧するといった病人みたいな、って病人ですが、そんなことを続けるのは煩わし過ぎます。1年も服用を続ければ吐き気や目眩や頭痛といった副作用が出るはずで、その吐き気や目眩や頭痛を抑える薬も増えます。病人の負のスパイラルです。

吐き気や目眩や頭痛に悩まされながら5年生き、運良く薬が効いてさらに3年生き長らえたとすれば、運悪く副作用も3年延長になります。
薬を服用し3年間延命出来る方に賭けるか、副作用回避のために薬を服用せず5年できっぱり人生にオサラバするかの二者択一。僕は者を選択したのでした。この薬断ちが良かったのでしょう。そして何度も書いている伊勢神宮での奇跡もあり、5年でオサラバせずに8年の満期を超え10年も生きております。ここまで生き延びてくると、仮に来年死んだとしても、死因が突発性間質性肺炎だったのか老衰だったのかの判別に迷っちゃますね、お客人。

先日、EGO-WRAPPINの名古屋ライブのときのこと。往路は階段、帰路はエレベーターという会場で、客の列に押されながら階段を5階まで駆け上がらされてしまい、激しい呼吸困難に陥り動けなくなったのでした。典型的な突発性間質性肺炎が原因の酸素不足。老衰よりも突発性間質性肺炎の方が健在であることを意識朦朧の中で認識したのでした。

で、冒頭の写真は何かと言いますと、いつも乗せて貰っているメーヴェからクルージングの誘いがあったのですが、妻が突発性難聴で僕も体調が戻っていないので慎重を期して乗るのは見送り、差し入れを持って見送りに行ったのでした。写真はそのときのもの。
7~8月は海に出る機会が増えます。妻のディンギーも出さないとと思っていて、気分はすっかり海の上なのです。

僕の場合、来年も夏が来るのかどうか分からないですからね。

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