師走



師走




正月も近い12月始めの、何の変哲もない1枚の写真。
娘たちは本を読み、猫(識別名:ぽんず)は惰眠をむさぼっている。なぜ惰眠と分かるのかというと、時々意味不明の間の抜けた寝言をいうからである。

どこにでもるありふれた光景の中で、余所の家と違う点があるとすれば、次女はポール・ヴァレリーの詩集を、長女は吉本隆明の共同幻想論を読んでいることだろう。いまどき、そんな苔むす本は30歳の大人でも読まないもの。

この光景にレンズを向けているのは父の僕だ。残念ながのどかな光景の中に妻の姿はない。四角い電気コタツの空いた一角に亡き妻の姿があれば・・・

まさえ 「お父さん!」
父    「なに?」
まさえ 「お母さんは生きてます!」
父   「・・ああ、そうだったね」
よしえ 「日記を盛り上げるための演出もほどほどにね」
まさえ 「私が読んでるのは虚空の旅人だし」
よしえ 「私のは“漢字の読めない麻生語録”だしね」
父   「確かに日本の最高責任者が文盲というのは、富士山の頂上にポイ捨てさ
     れたジュースの空缶を見つけたような恥ずかしさを感じるね」
よしえ 「恥と言えば、オバカキャラの羞恥心が年内で解散するんだって」
父   「ふーん。朝令暮改の麻生よりは羞恥心があったということだね」
まさえ 「ちょうれいぼかいって何?」
父   「朝に出来た法令が夕方には違う法令になること」
まさえ 「無責任ということ?」
父   「彼は無責任という言葉の意味も知らないと思うよ」
よしえ 「お父さん。今日はコタツから政治の話?」
父   「安部・福田・麻生の3人は、選挙で国民の審判を仰がずに自民党が勝手
     に決めた首相だから、いわば政治界の羞恥心だね。こんな話が分かるか
     な?」
よしえ 「まあ、なんとなく」
父   「3人とも大物政治家の2世3世なんだけど、すごく無能なんだ」
まさえ 「朱蒙(チュモン)のヨンボ王子みたいな?」
父   「おまえは例を見つけるのが上手いな。まさにヨンボ」
まさえ 「ヨンボ3兄弟♪」
父   「韓国の時代劇ドラマを観ていて分かるように、王様の跡取りや貴族の跡
     取りは文武両方の勉強をするでしょ。」
まさえ 「先生が付きっきりで厳しく教えてるね」
父   「そういうのを帝王学というのだけど、王子といえどもビシビシ教育する
     の。なぜだか分かる?」
よしえ 「次の王様になるためでしょ」
父   「単に王様になるためじゃない。今の王様よりも偉大な王様になるためな
     んだ」
まさえ 「へぇ〜」
よしえ 「すると、漢字が読めないということは・・・。」
父   「真面目に帝王学を学んでいないということ。偉大な首相どころか普通の
     首相も無理だろうね」 
まさえ 「電話だ!」
父   「お母さんだろ。ソフトクリームを買ってくるように言って。バニラね」
よしえ 「私はベルギーチョコにする」
まさえ 「私はミックス」
父   「ぽんずは?」



よしえ・まさえ 「寝てます!」 




2008/12/04(木) | 家族と | トラックバック(-) | コメント(2)

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ぐり

『』

 最後のぽんずちゃんの姿にはやられました。
 そう言えばぽんずちゃんが移動していますが、夢遊病もありますか?
 ウチの息子は毎夜のごとく寝ぼけてウロウロしています(笑
 コタツの写真とこの写真だけが真実・・・ですか?(笑

2008/12/04(木) 22:50:33 | URL | [ 編集]

たかのつめ

『』

ぐりさん

ぽんずは猫のくせに熱がりなので、最初はこたつの横で寝て、しばらくすると移動するのです。ほんとですよ。

何が真実かを見透かされてしまいましたが、麻生の説明も言い得てません?

2008/12/05(金) 06:53:51 | URL | [ 編集]

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